コンピュータの最近の記事

ネタがないのでOld Windows PCネタです。出かけていないですし...。
ちなみにPC-9821As3があるのですが、フロッピーとCD-ROMが死亡(HDDが生きている)で直すとしたらコストも手間もかかるので一旦保留状態です。
富士通のFMVはなんだかんだとパーツストックもあるので。

さて先日、FMV-466Dspの交換不可なCMOSバッテリーがお亡くなりと

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FMV-DESKPOWER(FMV-575D4)のDALLAS DS12887というチップと電池が一体型になっていてお亡くなりと
fmv575d4_cmos.jpg
一筋縄で解決できない、バッテリ交換をしてみます。

まずFMV-466Dspのバッテリーですが、当初はバッテリーの外側につける方法で対処したのですが、
バッテリーの足元が弱く千切れかけていたのでバッテリーを取り外し、そこにバッテリーホルダーを半田付けする方法に。

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バッテリー取り付けて組み立て電源入れて一度目はCMOSエラーが出るので設定し、一度電源を切って再度電源ONした時にCMOSエラーが発生するか確認。
無事エラーは解消しました。という事で無事問題なく動作するようになりました。

次にFMV-DESKPOWER(FMV-575D4)です。
こちらはネットの情報でチップの横を削ってバッテリーの端子を出してつなげろという事でやってみます。

fmv575d4_cmos2.jpg

問題のチップは、ソケットになっていて取り外すことができました。
バッテリー尽きたらチップを交換しなさいということですが、肝心のチップが...。

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削る良い工具はないので溶かして露出させ、ハンダ付けしました。

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そして取り付け。絶縁テープをチップのサイドに巻きつけています。

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こちらも電源投入して無事CMOSエラーが解消したことを確認。
という事で2台の一筋縄で交換できないCMOSバッテリー交換をしてみました。

前回、CMOSバッテリー切れで起動できなかったFMV-575D4ですが、2000円のジャンク品をゲットしました。
結局加工するとなると、スペアの基盤が必要なので安価なのを買ってみました。
結果、こちらはバッテリー切れしていなかった。(汗
マザーを入れ替えることにします。

こちらが問題のバッテリー切れのマザー。(1995年8月製造)
バッテリーが切れるとフロッピーもHDDも起動しません。

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そしてこちらが正常起動したマザー。(1995年6月製造)

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問題のバッテリー部分はメーカーが異なっていました。

fmv575d4_cmos3.jpg

さて、元々付いていた540MBのHDDです。
中はWindows95にアップデートした状態で残っていました。

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バックアップを取り、SDカードでHDDの代わりで使用します。
当時のHDDの速度は遅かった(E-IDE規格自体が最大13.3MB/s)ので、
この使用するMLC SDの読み込み100MB/s、書き込み22MB/sで十分オーバースペックです。

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Windows95をアンイストールして、Windows 3.1を起動。
30年前はこんな環境だったのですね。
当時会社でWindows 3.1を使っていたけど忘れた。(汗
社内はNovellのNetWareで繋いでいたと記憶しています。

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FMV-DESKPOWERに入っていたFM-Menu。
Officeなどはなかったのでアイコンが白状態に。

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ファイルマネージャー、Windows95以降はエクスプローラーに変わったものですね。
使い勝手は全然違います。当時よくこんなのを使っていたもんだ。

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30年前のPCで遊ぶ第2弾です。
今回は自分が自宅でWindowsを本格的に使い始めた富士通 FMV-DESKPOWER H(FMV575D4)ですね。
1997年にFMV-DESKPOWER TII16を購入するまではメイン機として使用していました。
他に当時はNEC PC-9821As3を所有していましたが、こちらはDOSゲーム専用だった気がします。(現在も所有)
PC-9801系は過去の資産の引っ張り出しもあるのでそのうち動作確認せねぱ。

Scan-16.jpg

なお今回の本体はジャンクで手に入れた物です。
黄ばみはあるけど実際見て比較的綺麗な個体でした。

2025-01-09-14.45.18.jpg

背面のシール。
FMV-575D4 モデル17Sなので、FMV-DESKPOWER Hですね。
1995年8月製造で、自分の過去所有していた本体よりちと新しい。(汗

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さて、電源投入してみました。
HDDの音もしてRAMも48MBあり、当時のWindows 3.1、95時代だと使えるのではないでしょうか。
しかしOSの起動部分でドライブの認識せず起動しない。
CMOS Battery Errorと出ているので設定エラー系ですね。

2025-01-09-14.45.56.jpg

BIOS設定画面へ入ります。
CMOSバッテリーエラーの表示が出ています。

2025-01-09-15.04.49.jpg

Basic設定画面だとFDDドライブの設定がされていませんね。

2025-01-09-15.05.12.jpg

HDDの設定を見ると504MB以上が無効化されている...。
付属のHDDは540MBなのでこれが認識しない要因の様子。

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設定を変更しても再起動すると忘れるので、バッテリー交換が必要な様子です。
PCを分解してバッテリーを確認します。

マザーボード全体。
一般的なデスクトップケース時代はAcerのOEM品ですね。

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CPUまわり
CPUはPentium 75MHzです。
この時代はセカンドキャッシュは搭載されておらず、
72PINのFP-RAMのSIMMにダイレクトアクセスになっています。
(次の1995年秋モデルから256KBのセカンドキャッシュが追加された)
多分70ns程度のRAMと思われます。
Pentium世代は64bitメモリアクセスで、32ビットSIMを2枚で1セットとなっていました。

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チップセットとGPU。
チップセットはALI M1451 + ALI1449のALiのALADDiNチップセットになります。
GPUはCIRRUS LOGICのCL-GD5434(Alpine)と2MBのVRAMです。
Windows 3.1時代のど定番のGPU(グラフィックアクセラレーター)でした。
Windows 95時代にDirectXのDirect 3D対応で対応が出来なかった為にCIRRUS LOGICは衰退していきますが。

2025-01-08-22.51.51.jpg

さて問題のバッテリーが見つからない。
DALLAS DS12887辺りかと調べてみしたらこのチップの中にバッテリー入っているらしい。
いやぁ、これっとまさかチップ交換?

2025-01-08-15.06.05.jpg

YouTubeを見るとサイドを削ってバッテリーを繋ぐらしい。
いやぁ、これは相当手間がかかりそう。

maxresdefault.jpg

という事でFMV-575D4は一旦保留です。

なお、HDDは他のPCに繋いで認識したので生きている様子でした。
Windows95が入っていました。

2025-01-09-20.14.13.jpg

バッテリーだけの問題か。古いPCはあるあるですね。

30年前のPCで遊ぶ Part.1

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2025年はWindows 95が発売されてから30年(日本では正確には1995年11月23日なので1年近く先)という事で30年前のPCをいじってみる事にしました。
という事で今年は合間を見てWindows 3.1とWindows 95について書いていければと思っています。

まずはFMV-466Dspを引っ張り出してみる事に。
FMV-466Dspは富士通のFMV発売記念モデルですね。
価格もそこそこ高かったのですが、当時3000台を1ヶ月半で売り切った様子。
自分のは店頭デモ機の中古品を1995年に購入しました。
ただ特徴のVIPER VLBがWindows 95には非対応というオチに。

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ちゃんと限定モデルの証拠の箱。

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本体後ろのモデル名のシール
1993年11月製造です。

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しかし久々に起動させようとしたらCMOSエラーが発生して起動しない。
バッテリーがダメになったかと開けて中を見てみるとバッテリーがハンダ付けされている....。
しかも小型の小さいやつでした。これはバッテリー持たないか。

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とりあえず、バッテリー交換の必要があってパーツ入手が必要なので今回は断念。
ボタン電池を交換出るタイプに交換かな。

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という事で、FMV-466Dspは断念して、ジャンクで手に入れていたFMV-450sD3を動かしてみる事にします。
PCはFMV-DESKPOWERの初代モデルですね。1994年10月31日発表です。
FMV-450sD2が初代モデルなのですが、商品名上ではFMV-450sD3もFMV-450sD2となっている...。
可能性的には想定外に売れてFMV-450sD2の部材が尽きてしまって次のモデル部材を急遽使ったという所でしょうか。
1994年の年末商戦は定価23万8千円を17万8千円、プリンターセットで20万円程度で販売して当時バカ売れした様子です。
1990年FMVの顔として高倉健さんを起用したのもこのDESKPOWERの初代モデルからです。

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所有している本体です。

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1995年1月製造です。年明け出荷分からモデルが切り替わった感じですかね。

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こちらもCMOSバッテリーが尽きて起動できなかったのでバッテリー交換します。
写真の上側の電源配線の横にボタン電池ホルダーがあります。ここの電池を交換すればOK。
コンデンサーなども見た目は問題なさそうです。
メモリは32MB×2枚で64MBとなっています。
このマザーは64MB以上は認識しない様子でそれ以上増やしてもメモリ容量は上がりませんでした。

2024-12-31-21.07.59.jpg

CPUは入手時からPentium OverDriveが搭載されていました。
というか、486 CPU搭載モデルで、純486搭載モデルって所有していない様な。
ファンが汚れ気味なので、清掃が必要ですね。

2024-12-31-21.14.15.jpg

チップセットは、当時のFMVはAcer製のロジックボード使っていいたので、ALI M1429GとALI M1431のチップセットです。
486 CPUのVLバス(VESA ローカルバス)対応のチップセットです。
VLバスは486 CPUのメモリの信号線をそのままバスに使っていたため、実質486 CPU専用と言える規格でした。

2024-12-31-21.08.56.jpg

そして、FMV-450sD2とFMV-450sD3の一番の違いと言えるのが、拡張スロット用のサブボード。
FMV-450sD2はISAとVLバスのみですが、FMV-450sD3はPCIバスが追加されています。

2024-12-31-21.11.07.jpg

チップ周りを拡大。
ALIのM1445のPCIチップセットです。
VLバスの下についている様な印象です。

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試しにPCIのイーサネットカードを付けるとBIOS画面でリソースコンフリクトの表示が。
Pentium世代のPCIの様にリソースを調整する機能はこの時代には無さそうな感じです。
という事で現実的には、ISAとVLバス専用かな。

HDDも生きていたのでWindowsが起動できました。
入っていたのはWindows 3.1からアップデートしたWindows 95だったので
不要なのをアンインストールしてWindows 3.1へ戻してみました。
いやぁ、今見ると使い方忘れていたw

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UIの進歩をみるとWindows95はターニングポイントだったなぁと感じます。

Amazonで、DDR4-2666の16GBx2枚がクーポン適用で8,915円だったので衝動買いしました。
「CFD販売 Panram デスクトップPC用 メモリ DDR4-2666 (PC4-21300) 16GB×2枚 288pin DIMM W4U2666PS-16GC19」です。

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横浜でのメインのWindows PCである、Gateway SX3785のメモリを交換しました。
現状は16GBで、最大の32GBとなります。
このモデルもCoffee Lake Refresh-Sで進歩が止まっているので、そろそろ終売なのかなぁと思っています。
次買うとしたらDellかHP辺りかなぁ。当分はこのPCで頑張りますが。

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メモリ交換です。

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交換後のメモリ状態。

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ストレージもM2 SSD 1TBを積んでいて、第8世代Core i5なので、メモリも32GBなのであとはGPUだけを何とかすれば当面使い続けれるかなと思っています。

WWDCで新iOS、macOSが発表されるのは毎年のことだったのでキーノートはリアルタイムで見ました。

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まずiOS 16。

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今回、iPhone 8以降になりました。iPod touchの対象外に。
2017年以前のモデルはバッサリ切ったともいえるかも。
iPhone 7は対応しているiPad 第5世代のCPUより上なので動かないという事はないと思われます。

iPadOSもバッサリ切ってラインナップがシンプルに。(汗

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こちらも2017年以降のモデルを対象にしています。
M1 iPad専用でウインドウサイズが変更できるという事でmacOSと近付く形に。
まあ、CPUが同じなのでいかようにもできるというところでしょか。

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次にmacOS Ventura。

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こちらもiOS 16、iPadOS 16と同じく2017年以降のモデルが対象となっています。
macOS Montereyが2013〜2015以降だったので結構バッサリ切っています。
2025年までにはIntel系Macが排除されるのかなと感じます。

ハードウェアでは、M2搭載MacBook ProとMacBook Airが発表されました。

まずM2搭載13インチMacBook Pro。
まさかのTouch Bar復活。Appleシリコンで消えたのかなぁと思っていたら。

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個人的に残念なのはUSB-C(Thunderbolt)ポートが2しかない事。
MacBook AirにはMagSafe 2が復活たのにこちらでは復活していない事。
13インチMacBook Proはマイナーチェンジなのかなとは思いました。

続いてMacBook Air。ついに初代デザインからの流れをぶった切りました。

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薄型ですが、MacBook Proのようなデザインになりましたね。
液晶も限界まで広げたノッチのあるデザインになりましたし。
MagSafe 2が復活した事で、USB-Cが充電以外に使えるようになりました。
M1 MacBook Airを利用しているけどUSBポートの少なさはハブを追加したりしてちょっと面倒。

他にも色々とありましたがハード寄りに書きました。
今回OSのサポート期間は5年という範囲にした印象です。
Macが5年のモデルライフが短いと痛いですね。

お仕事Macアップデート

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会社の業務で使用しているMacが、MacBook Pro 15インチ 2014年モデルで
macOS Monterey(macOS 12)にアップデート出来ず、
春先以降にiOS用のビルド、アプリ申請に影響出そうな様子から新しいMacに更新することになりました。

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という事で、M1 MacBook Air(シルバー)です。

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既にあるM1 MacBook Air(スペースグレイ)は半個人のですので会社の仕事には使えないので、
本業務用は新しいM1 MacBook Air(シルバー)を使うことになります。

MacBook ProからMacBook Airにストレージデータ移行後、
各種ツール群をApple シリコン用にアップデートして移行完了。
ビルドも問題なく出来ました。

通常はモニター、キーボード、マウスを接続して半ディスクトップ状態です。
MacBook Proは、M1X搭載のモデルも出ていますが、まあしばらくはこのMacで作業となる予定。
普段使いでは十分すぎるパフォーマンスがあります。

docomo Home 5Gを入手

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将来の横浜での通信料削減の為に本体0円のキャンペーンでHome 5Gを導入してみました。

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Xbox Series Xと並べてみる。

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一日中、Xbox Series XでTwitchを流していた結果...。(汗
1日50GB以上使ってしまうことが判明...。

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結構動画配信サイトのデータ量は多い事を実感。
横浜に行った際に設置してみて効果を測定する予定。

横浜のメインPCの交換完了

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2019年8月からGateway FX6850の後継として手に入れたGateway FX6860-H76F/GLから、Gateway SX3785-N58Fに交代しました。
Gateway FX6860

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Gateway SX3785

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FX6860もGeForce GTX680を搭載したり、SSDに交換したりしていましたが、Windows 11対象外のモデルだったため、Windows 11時代を見越して新しいPCにしました。
まあ実家にあるPCと同じモデルですが。
Intel Core i7-3770(4コア8スレッド)から、Intel Core i5-8400(6コア)とクラス的には下がりましたが、パフォーマンス的にはコア辺りのパフォーマンスが向上している分、SX3785の方が上です。
ビデオカードの選択肢が限定されるのが難点という所か...。

WD製の1TB NVMe SSDを取り付けて、こちらをブートドライブに変更して再フォーマット。

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FX6860に付けていたデータ用の4TB HDDを移植して必要なソフトウェアを設定。
とりあえず使える環境になりました。

あとはメモリが現状8GBなのでそのうち増設しよう。(スロットに空きがないので交換になるけど)

Windows 11発表

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25日早朝?にWindows 11が発表されました。
Windows 10が最後のWindowsと発表されていましたが、これが変った形です。

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スタートメニューもセンターに置かれる形に。

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AndroidアプリもWindows 11上で動くことに。
macOSでiOS Appが動くと同様な継投でしょうか。
気になるのは、ARMエミュレートするのか気になる。
(Intel CPU動作だと一部アプリが動かない)

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ただストアはGoogleではなく、Amazonのストアを利用するとの事です。
これはAndroidというより、Fire OS対応?

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他の変更点は、Teamsが統合される形に。
Microsoft Storeは、Xboxとさらなる統合する形に、Win32のアプリも配信できる形になります。
Windows 10からは無償でアップデート出来るとの事です。

秋にはリリースされるとの事でβ版が公開されたらインストールしてみる予定です。

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