2022年12月アーカイブ

NA号はクラッチを繋いだ状態で虫の鳴き声的な音がクラッチ周りから出ています。
原因としてはレリーズベアリングとクラッチカバーが微妙に接触しているためと考えられます。
この音はオープンで走っていると音が入ってくるので、早めに直したいところです。
現在、福島で冬眠中なので戻ってきて、その後愛媛に帰省時となりますが。(汗

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上の写真のミッションのクラッチフロントカバーとレリーズベアリングの動きが悪くて結果的に少し接触していると思われます。

クラッチペダルを踏んだ状態。
レリーズからレリーズフォークが押されてレリーズベアリングが前に出てクラッチカバーを押す形になります。

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クラッチペダルの踏んでいない状態。
実際についている状態だとクラッチカバーの力で戻りますが、クラッチカバーから離れるのはダストカバーで離れると思われます。
写真の状態はダストカバーの力だけて動いています。

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さて、レリーズベアリングの動きを良くするために、クラッチフロントカバーを交換した方が良さそうなので調べたところ、NAロードスター用のB622-16-220、B622-16-220Aは代替え品なしの生産終了となっていました。

NBロードスターの5MT用のB626-16-220、B626-16-220A、B626-16-220B、B626-16-220C(現在はB626-16-220C)と互換性は無いのか判らなかったのですが、自分のNB号と同じ、1600 SGリミテッドの交換して外したパーツ(B626-16-220B)を頂いたので比較してみることにしました。

右がNA用のB622-16-220、左がNB 5MT用のB626-16-220B。
NA用は鉄、NB用はアルミになっています。サイズ、形状的な違いはありませんでした。

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NA用のフロントカバーは922g。

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NB 5MTのフロントカバーは364g。結構軽量化されています。

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NA6のミッションに元々付いていた状態。(B622-16-220)

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NA6のミッションにNB用のフロントカバー(B626-16-220B)を付けた状態。
違和感なく付けれますね。

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一通りのパーツを付けてみましたが動きは問題なしでした。

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材質は異なりますが、問題なく使えそうです。
という事で、自分のNA号のレリーズ周りメンテ時はNB 5MT用のB626-16-220Cを流用する予定です。(レリーズフォーク、レリーズベアリング、ダストカバーも新品に)
あとレリーズフォークとミッションケースに付けるダストカバーは実はレリーズフォークの戻りに影響を与えるのでクラッチ交換時には新品に交換した方が良いです。

ちなみにこのNA6用のミッションはシフトノブがNAのオリジナル状態(廃番のM515-17-520)で綺麗だったので手に入れました。(汗
自分のNAのシフトノブは56万kmということもありほとんどシボがなくなっていて、今新品を注文すると形の違うNB用のシフトノブが来ますし。

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フロントカバーの部品が廃番はディーラーで確認していたのでここのストックパーツの意味合いもありました。
ミッション本体は自分のはNA8のを付けているので使う機会が無い...。
NA6とNA8のミッションの違いはNA8が2速のダブルコーンシンクロを搭載した点だけですね。(内部の部品番号は結構変わっていますが...)

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ただシフトノブを見る限り走行距離は少なそう。ミッションオイルも綺麗でしたので実は程度の良いミッション?
まあ万が一の予備部品、部品取りとして実家に保管しておきますか。

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