続・NDロードスターのモデルライフを考察する

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4月24日に大分で開催されたロードスタージャンボリーにて、ロードスターの開発主査の齋藤氏のインタビューで興味深いコメントが出ていました。

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その情報を整理して推測します。下は前回の。
2022年01月21日 NDロードスターのモデルライフを考察する

結論からすると徐々に電動化時代へ移行ではなく、スパッとモデルチェンジの様子ですね。
またNDのモデルライフも見えてきました。

次期型はNE型、その次のモデルはNG、NH?
中山前主査時代にはNFが124スパイダーで使われている為、その前のNEではない的なインタビュー記事がありましたが、状況も変わっとて判り易いNEを選択した様子でしょうか?

ND型が最後の純ガソリンエンジンモデルとなる
次期型からは電動化(ハイブリッド化)されるとのこと。
取締役の方が確か決算発表の場で電動化すると言っていましたし。
これは排ガス規制のEURO等の燃費規制から予想されていました。

ND型は注文を受け付けた車両は全て生産する
最後に受注制限で買えないというような事態にはならないようにするとの事です。

次期型の開発はまだ始まっていない(基礎研究、調査段階?)
ND型はまだ2〜3年程度継続する様子。
次期型は2025年〜2026年頃がターゲット時期になりそうですね。
電動化する場合どのようにMTモデルを作るかですね。

990Sは2023年の夏頃まで?
2023年の年次改良でオーダーストップがかかるまででしょう。
特別仕様車だったのでいつかは終売と思っていましたが、100周年と同じような感じでしょうか。
990Sが欲しい方は急げw

齋藤主査は幌の2Lモデルの投入を考えている様子
時期的には最後の改良時に投入されそうな話でしたが、要望が強いので意外に早いかもしれない。
個人的には、話題性のテコ入れ時期を考慮すると早い場合は今年の2022年か、来年の2023年末の年次改良辺りに多分RSの2L版の最上位のグレード(2000 RS?)として登場しそう。(車両価格は350万円程度?)
990Sと併売だったら軽さのライトウエイト、パワーのライトウエイトの比較試乗で盛り上がりそう。
あとは競技用モデルとして2LのNR-Aモデルの可能性も否定できない。
S系グレードに2Lモデルは、ロードスターコンセプトがぶれるので可能性は低いのでは考えています。

という感じですね。
齋藤主査からこれだけの話が出てきたということは、次期型については基礎技術開発と並行して今年から本格的にマーケティンング調査が始まると思われます。
そしてNDロードスターは残る期間でやりたい事を全てをやりきり、次期型にバトンを渡すという事でしょう。
純ガソリン車はNDで終了が確定しましたが、電動化されてもロードスターの良さを出す車になると思われます。
次期型NEロードスターは、NDロードスターと同じく、「守るために変えていく」を実践される車になると思います。

とりあえず、これから幌の2L待ち組が増えそう。

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このページは、Niiが2022年5月10日 23:14に書いた記事です。

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