ロードスター仲間とロードスター展に行ってきました。
水落さんから来週の「"魂動デザインの実現"セミナー」の話があったので、30日もまたロードスター展に行く事が確定になりました。多少忘れていた...(汗
さて、今回は平井さん(初代NAロードスター開発主査)が乗られていたVスペシャルをじっくり見てみてみました。
注意事項としては、平井さんがVスペシャルをマツダに寄贈された後に広報車として内外装をリフレッシュされています。
この為、平井さんが乗られていた時代と同スペックではないと思われます。
ボンネット開けて車体番号を確認。
(触る時は水落さんの許可を忘れずに)
Vスペシャルの比較的初期ロットと思われます。
それを元にグレード情報を見てみると
【メーカーオプション】
・ディタッチャブルハードトップ(ボディ色)
・ハードサスキット
・クロームメッキシリンダーヘッドカバー
・ハイテンションコード(レッド)
と、フルスペック仕様でした。
んん?
現在のVスペシャルにはこのメーカーオプション全て付いていない。(汗
内装を見てみます。
ドアトリムが1800シリーズ1のVスペ用になっています。
ナルディのステアリングは、純正ではなく市販品のと思われます。
シートは一度リフレッシュされたのですが、広報車として長く使われたので大分痛んできていますね...。
ペダルはペダルカバーが付けられています。
この時代のNAロードスターはトランクオープナーがないですが、センターコンソールのボックス内にオープナーの後付けボタンが追加されていました。
エンジンルーム
元々付いていたメッキのヘッドカバーではなく、ノーマルのヘッドカバーになっています。
またハイテンションコード(レッド)もなく、ノーマルのプラグケーブルとなっていました。
ウォッシャータンクと冷却水のリザーバーはリフレッシュ時に新品に交換された様子。
エアコンはレトロフィットされています。
NA8のバンパーシールも付けられています。
下回り
NA6後期のリアパフォーマンスバーが追加されています。
これは、NA6後期のメンバーに交換されている印象です。
マフラーは、多分元が腐食していて現在は注文すると来るNA8用のマフラーに交換されていると思われます。
サスは赤いハードサスキットではなく、ノーマルのサスキットにリフレッシュ交換されている様子です。
ちょっと所々のサビが気になる...。
と、いう事で平井さんのVスペシャルをみてみました。
地味に純正流用パーツで色々と変えられていました。
また元々の仕様はVスペシャル発売当時(当初は限定モデルの予定だった)のフルオプション仕様で生産されている事も判明。
走りに振った車両だった様子です。