昨日から引き続き、スクープ映像からNDロードスターの解析です。
Autonieuws | Het is begonnen: Mazda MX-5 en Alfa Romeo Spider
WORLD CAR FANS : 2015 Mazda MX-5 / Alfa Romeo Spider mule spied on the 'Ring
まず、ラジエターの位置です。
最初の2枚が最初のスクープのアップ、3枚目が先日のドイツでのスクープです。
とりあえず、言えるのは3枚ともNCみたいなレイアウトでは無くて、NA、NB的な一般的な垂直に置くレイアウトの様子です。
ドイツの写真では奥まった位置にありますが、アメリカでの写真では明らかに前に…。
ドイツはボンネットの前辺りにある様子ですが、アメリカは明らかにその前のバンパー部分にあります。
バンパーの偽装方法が異なるので何とも言えませんが…。
ただ、アメリカのはフロントの偽装具合から古そうなロットなので、もしかすると仮止めの可能性があります。
次にエンジンルームが大きくなっている事の考察です。
一つは、上の書いてある通りラジエターレイアウトの変更です。
あと、色々とレギュレーション変化に伴う対策もあるかと思います。
個人的に思っているのが、バルクヘッドをNA、NBの様な直線型にして側面衝突対策の強化を行っているのではと考えています。
写真はNCのエンジンルーム。
バルクヘッドの位置変更とラジエターの配置方法の変更に伴って、バッテリーがバルクヘッド前に移動するのではと予想します。
写真は、トヨタ86(スバルBRZ)のエンジンルーム。
小排気量化、軽量化に伴って、フロントオーバーハングにあるバッテリー等がNC以上に走りに影響を与えるので、重量物を前後輪の間に置くのは自然な流れと考えています。
これだったら、Aピラー後退も納得出来るのだけど。
あくまで推測です。
次に幌とトランクについてです。
前回も今回も幌後ろが布で塞がれています。
この写真をみると判りますが、給油口部分が凹んでいます。
ここがNDのボディラインであって、幌はこのボディラインにあわせて付けられていると思われます。
この事からNDは、NC(RHT)よりもそこそこ低くなっているのではと思われます。
NDはNCと比較してコンパクトなテール周りになる可能性が高いと思われます。
次に昨日に引き続き足回り関係。
今回はニュルブルクリンクを走るスクープ写真からです。
これをみていると、NDのブレーキローターはNCより小さい?(特にリア)
サスペンションアームは、この写真をみるとリアはマルチリンクの様子です。
フロントの足回りの写真。
特に2枚目の写真を見るとNCと同じナックルの出っ張りが…。
ちなみにNCのナックルはこんな感じ。(ARRIVE石井自動車さんの写真より)
基本的にフロントはNCの改良型の様子です。
次にマフラーです。
まずアメリカのスクープ写真。NCと同じ左右2本出しです。
次にドイツのスクープ写真。右寄りに小さな2本出しです。
バンパー自体は両方ともカットが入っているので比較検証の可能性があります。
ただ、ラジエター部分の違いもエンジンが違う可能性もありますけどね。
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