6年前の古いノートPC(Gateway MX6630j)にWindows 7はインストールしてみる

Gateway MX6630j(ジャンク品)を少し前に発見して手に入れました。
2005年秋発売と既に6年経過の骨董品。
PCリサイクルに出せよと言われそうですが・・・。[E:impact]

ザックリとスペックを。詳しくは、こちらのページへ。

写真だとこんなノート。塗装が時代を感じさせます。
(今のノートPCの塗装はクリア層も含めて結構しっかりとした塗装になっているか、形状を工夫して塗装不要に・・・)

写真では既にWindows 7がインストールされていますが・・・。[E:coldsweats01]
結論から言うと、Windows 7のインストールは、ATIのビデオカードのドライバだけ解決出来れば問題なくインストールできます。
ATI(現AMD)のMobility Radeonシリーズのドライバについては、HD2000世代以降はWindows 7もドライバが提供されていますが、それ以前のXシリーズは提供されていません。
この為、通常のインストールでは、Aeroも有効に出来ないし、解像度も指定できない結果になります。
前に書いたMobility Radeon X1400を搭載したGateway MT6836jの時と同じく、ATIのカスタムドライバであるDNA-ATiのWindows 7用Legacyドライバをインストールしました。
問題なくインストールでき、これで表示の問題は解決。
タッチパッドやSDカードのドライバは、MTシリーズのドライバをインストール。
AC'97 Audioは、Windows Updateを行うと対応したドライバがインストールされました。

と、問題なく全てのデバイスが認識されて、Windows エクスペリエンス インデックスを見てみると以下の結果に。

グラフィックスが最低の２．１という結果に。
HDDが一番最新のスペック(?)なので一番良い結果に。[E:coldsweats01]
多分、Aeroの要求スペックにVRAM 128MB以上という要件があるので64MBというVRAMが少ない事も影響に出たのではと。
今のノートPCのVRAMは512MB以上が当たり前になりつつあるので64MBは正直小さすぎるという訳かと思います。
(ゲーム用グラフィックスの差を見ると多分Aeroの処理で利用するVRAMが不足している事かと)
メモリに関してはDDR2-SDRAMという事が大きいかも。この辺りCore 2世代まで同じですし。

HWiNFO32です。

使用した感じですが、シングルコア 1.7GHzという事で動作自体は軽快では無いですが、ネットブック(Atom)と比較するとマシかなという感じです。

ちなみにこのPCは、Mobility Radeon が搭載していたからまともに動いただけです。
一般的なIntel 915GM Express(GPUがIntel GMA900)だと、Aeroは動作しません。
Intel自体も915系はドライバの提供終了していますし。
ノートPCは、基本的にIntel 915GM世代かIntel 945GM世代かで運命が分かれた様子です。
ハードウェア的には大きく違わないのだけどね。
これより古いIntel 855GM世代は大半がVista以降はインストールすら出来ません。