新たなベンチマークソフト(Geekbench)を購入したので、測定してみました。
左から初代iPhone(iOS 3.1.3)、iPhone 3G(iOS 4.1)
左からiPhone 3GS(iOS 4.1) 、iPhone 4(iOS 4.1) 、iPad(iOS 3.2.2)
トータルのスコアは、
初代iPhone : 128
iPhone 3G : 130
iPhone 3GS : 267 (3Gの2.05倍)
iPhone 4 : 363 (3Gの2.79倍、3GSの1.36倍)
iPad : 460 (3Gの3.54倍、3GSの1.72倍、4の1.27倍)
となりました。
スコアは計測毎に異なりますので、少しの差は誤差の範囲と考えてください。
このアプリで計測した結果で見る限り、CPUの計算パフォーマンスは、iPhone 3GS以降はCPUのクロック相当の結果が出ています。
iPhone 3GS : 600MHz : I 215 : F267
iPhone 4 : 800MHz : I 282 : F 350 (3GSの1.3倍)
iPad : 1GHz : I 374 : F 465 (3GSの1.7倍、4の1.3倍)
しかし、メモリパフォーマンスとなると少し異なる様子です。
iPhone 3GS : 392
iPhone 4 : 580 (3GSの1.5倍)
iPad : 682 (3GSの1.7倍、4の1.2倍)
ベンチマークの結果のみだと断定できませんが、iPhone 4のApple A4で強化されたメモリの帯域幅強化かなと思われます。
(Apple A4自体は、iPhone 3GS時代からCPUのL2キャッシュが256KBから512KBへ強化されています)
iOS 3.xとiOS 4のパフォーマンス違いは、初代iPhoneとiPhone 3Gとの比較でパフォーマンスの差が少ない事が判ります。
しかし、こう並べると初代iPhone、iPhone 3GとiPhone 3GS以降のパフォーマンス差が…。[E:coldsweats01]
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