結構大人気らしい、このシリーズのPart.6です。
今回は、Mixiのマイミクである葵さんがニューヨークまで片道640マイル(約1000km)車を走らせて撮った写真を中心に扱います。
ありがと~。
まずレイアウト図。
NCとNDを比較するとエンジンがさらに後退し完全なフロントミッドシップになっている事、ミッションの長さが伸びている事、シート位置も少し後退している事と結構変化が大きいです。
エンジン後退はエンジンサイズも小さくなったし、よりバランスをよくする為で判るのですが、トランスミッションの長さが長くなったのが不明でした。
トランスミッションの写真です。
写真を見るとトランスミッション本体は小さいことがわかります。
アルファロメオのデュアルクラッチシステムに対応させるためにクラッチ部が伸びたと思われます。
さて、フロントのサスペンション部です。
前回も触れましたが形状的にはNCと大きく変わりはなさそうですが、ナックル部分がアルミになっている点です。
これでナックル部の剛性はアップしているか!? ばね下の重量軽減はされていそうですがコストが気になる所です。
ショーに展示されたのを撮影した写真。
タイヤは195/55R16でYOKOHAMA DNA S-Driveの様子。(最新のDNA無しではない)
さて前回書き忘れていたのですが、電動パワステへの変更も大きなトピックです。
SKYACTIVエンジンには、油圧パワステのポンプをつけるスペースが無いことが大きそうですが。
ただ他のマツダ車の様にステアリングシャフトに取り付けるタイプではなくて、ステアリングラック部分に取り付けているのが大きな違いです。
こちらはショー展示品。モーターが無い。
ちなみにSKYACTIVエンジンの補機はインテーク側がオルタネーターとエアコンコンプレッサー、排気側がウォーターポンプです。
電動パワステも最近のはよく出来ているので電動だからダメと決めつけ無いほうがよいかもしれません。
次はリアサスペンションです。
後ろ側から。
写真で見てわかるとおり、前側の上下アームは短く、後ろ側の上下アームは長いので、ボトムするとトーインが入るサスペンションです。
なんかこの傾向、NCより強くなっている気も。
サスペンション自体はロードスターのストロークのなさを無くすような余裕があります。
アーム内側。
ナックルがアルミで結構複雑な形状。コストが気になる・・・。
アッパーアーム間はメンバーがつながっていないので、この辺りはボディで剛性をとるのでしょうね。
リアブレーキ。
NCと比較してコンパクトになっている事がわかります。
ただパッドの当たり面はNA、NBと比較しても大きい感じなので軽くなる車重とで危機は問題なさそうです。
5月の軽井沢ミーティングでのこのシャーシが展示されるとのことなので興味がある方は行ってみるのがよいかも。
多分、参加するマツダの方は質問攻めになるのだろうなぁ。
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