ソフトバンクが17時から米Sprint買収の記者会見を開催しました。
米SprintのCEOも来日していたのには驚きです。
発表の資料をザックリと。
まず、米Sprintについて紹介。
ソフトバンクと合併して世界3位にある事をアピール。
もう先日のイーモバイルのユーザー数なんか微々たるものな状態。
買収の内容と方法です。
買収資金の説明は省略します。
その後、米国市場の現状を紹介。
人口も日本の2倍なので、その分市場が大きい感じですね。
米国からスマートフォンが登場しているだけに稼働台数も多いです。
ARPUに関しては米国が高いのが意外…。
従量課金方式の影響なんですかねぇ・・・。
日本だとプリペイドがほぼ死滅しているのでこの状態とも言えますが・・・。
と、米国の良い面をあげましたが。
データ通信速度が遅い。
3Gもやっと普及した状態ですし、有線も遅いですしね。
VeraizonとAT&Tの2社がほぼ市場を制覇している状態。
で、米国市場まとめ。
その後、米Sprintの現状です。
ここからはSprintのCEOが説明していました。
業績が悪かったので回復のフェーズを実行中です。
NextelとはSprintと合併した会社でSprintは3GのCDMA方式(auと同じ)、旧Nextelは2.5GのiDEN方式でデータ通信速度が64Kbpsと低速でした。
このiDEN方式のネットワークを停止して、CDMA方式の速度アップという意味合いかと。
通信方式も違う事もあって、旧Nextelのユーザーが他のキャリアに移行していたのを近年防止出来ている説明です。
ソフトバンクに傘下に入って期待している事(効果)です。
Sprint自体も回復している事を説明しています。
この辺りからソフトバンク側に戻ったかな。
今回の子会社化は投資のフェーズでソフトバンクが資金投入する事です。
ソフトバンクの資金による効果です。
戦略です。スマートフォン(iPhone)とLTEですね。
ソフトバンクはスマホNo.1と書いていますけど先行したiPhone効果でしょうね。
ユーザー数では全然違う状態になる可能性が。
今のユーザーのいない状態と比較されても・・・。(^^;
ソフトバンクは日本テレコム、ボーダフォン、ウィルコムの赤字トリオを再建したという説明です。
ソフトバンクとSprintのダブルエンジンで成長らしい。
連結売上で、docomoを抜いたと説明しています。
キャリアとしても世界3位とのこと。
日米最大のユーザー数をアピールしています。
一体感のあるユーザーでは無いですけどね・・・。
そしてまとめです。
最先端のスマートフォン(iPhone)と最先端のネットワーク(LTE)、競争力の強化(価格?)らしいです。
買収が成功したらどの様にライフスタイルを革新するかみてみたいものです。
今回の発表は、ソフトバンクらしく良い面しか説明していませんね。
この辺りシナジーをいかに出してくるかが今後の注目かなと思います。
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