HTCが8月1日に開発者向けに公開したDesire用のAndroid 2.3.3(Gingerbread)へのアップデータをHTC Desire(SoftBank X06HTII)へ行ってみました。
注意事項!!
- このアップデートはソフトバンク版向けではありません。
アップデートを行うとソフトバンク版のAPN設定等は無くなりますので、アップデート後にパケット通信を行うと費用が青天井(上限無し)になる恐れがあります。 - フラッシュROM領域の更新なので、SIMロック解除はされません。
SIMロック解除作業は別途必要です。(まあX06HT系は比較的簡単に出来ますが) - フラッシュ領域全消去なので、ストレージ領域に入れているアプリ、データは全て消えます。
- フォントが日本向け漢字ではなく中華漢字になっています。(一般的なSIM Freeと同一)
ただ、日本語が標準で有効ですので、MoreLocate2は不要です。 - 日本語IMEが入っていません。別途SimejiやATOK等の日本語IMEを導入する必要があります。
- アップデートを行うとFMラジオが海外仕様の周波数帯が変わってしまい利用出来なくなります。
- この行為自体が電波法違反に抵触する可能性があります。自己責任で行って下さい。
- このアップデート全般についても自己責任で。
まず、アップデートはHTC Syncでデバイスが認識できるOS環境で実行して下さい。
ダウンロードした「HTC_Desire_Android_2.3_Upgrade.zip」を解凍すると中に「HTC Desire Android 2.3 Upgrade.zip」というファイルがあるのでこれを解凍。
そうすると「RUU_HTC Desire Android 2.3 Upgrade (Gingerbread).exe」が解凍されるのでこれを実行します。
そうするとRUU(Rom Update Utility)インストーラが起動します。
あとは、RUUインストーラに従って進んで行くと、DesireがAndroid 2.3.3へアップデートされます。
アップデートが完了してバージョンを確認すると。
無事、Android 2.3.3にアップデートされました。
ハードウェアの情報
なんかメモリが少なくなっているのは気のせいか?
ちなみにAndroid System Infoで見るとOS用RAM領域が404MBあったので利用出来るRAMサイズは大きくなった様子です。
電話ID
型番がX06HTIIではなく、HTC Desire A8181になっています。
海外仕様の型番になっていますね。
本体のストレージ容量
下側の「本体メモリ」の空き容量は、124MB…。
内蔵ストレージ領域が無茶苦茶苦しいので工夫が必要かと。
最後にネットワーク関係
「ポータブルWi-Fiスポット」とUSBテザリングが有効になっています。
この他、変わった点と言えば、画面ロック仕様が汎用になり、SIM無し時でもロック解除出来るようになりました。(まあ当たり前ですが)
解約済みのX06HTを何とか使いたい方には丁度いいかも。
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