au one Marketについて

ゲーム開発者向けのカンファレンスであるCEDECに参加してきました。
今日あったセッションで気になるのがあったので書いておきます。

KDDIのセッションで「au one Market」についてです。
KDDIの出している端末についての話題は置いといて、KDDI自体は今後スマートフォン市場にコミットしていきたい気持ちは強い様子です。
現状のAndroidのアプリ配布方法である「Android Market」は色々と問題があり、iPhone等のiTunes上の「App Store」もアプリが多すぎて埋もれてしまう課題があって、効率的に欲しいアプリが探しやすい、アプリ開発者(コンテンツ・プロバイダー)とユーザーにお互いのメリットを出せるアプリ販売方法を提供したい様子です。

本日のセッションで注目したのは、キャリア課金もありますが、一番はAndroidであればどの端末で利用できると説明があった事です。
要は、docomoが販売しているXperiaやSoftbankが販売しているHTC Desire等でも「au one Market」を利用できるとの事です。
(実際、auのプレゼン資料にはdocomoやSoftbankのAndroid端末の写真が…)

キャリアのユーザーに向けてではなく、全てのAndroidユーザーに対して利用するように展開する様子です。
今までに無い新たな市場の覇権争いが発生しそうな予感です。

ハードウェア面では遅れをとっているけど、ソフトウェア面では先行したい意気込みを感じます。
ちなみにKDDI(au)のAndroid端末であるIS01ですが、以外に男性6～7割、女性3～4割と以外に女性比率が高い。
他のセッションも受けてみて、スマートフォン市場が大きくなることを感じた1日でした。