理想と現実

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先日、発売されたWindows Vistaですが、当初は2004年頃に発売する予定でした。
これが2007年まで遅れた理由はあまりにも高い理想を実験しようとして結局出来なかった事が大きい様子です。

2003年当時のWindows Vista(当時はLonghorn)は下記のコンセプトビデオを見ると現在の製品はあまりにも進化が無いことが実感できます。
実は、下記のVista開発史で書かれていますが、コンセプトビデオのバージョンを破棄してWindows XPベースで作り直したことが大きいのです。

Windows Vista開発史
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070130/259979/?ST=win

Longhorn コンセプトビデオ
http://www.youtube.com/v/b9ifQvQCO7Y

過去にも実は別の会社でもこの様な事がありまして…。
それは、AppleのCoplandですね。

詳しくはWikiのこちらにて詳しく書かれています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Copland

こちらはNeXTを買収することによって、現在のMac OS Xとなりました。
その後のMac OS Xは1年半で少しずつ更新することによって成長しています。
あまりにも高い理想を実現しようとたら破綻すると言うことでしょうか?

しかし、この2003年のコンセプトが実現したらコンピュータの使い方が変わっていたかもしれません。
しかし、これが実現されるのは何年後の話だろう…。

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このページは、Niiが2007年2月 7日 23:00に書いた記事です。

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